コーティング剤(光沢剤)とは

2011.06.23

コーティング剤(光沢剤)とは、錠剤を湿気から守ったり保護したりするか、もしくは飲み込みやすいように錠剤の表面を滑らかにしてくれるものです。日本では、物質名の表示が免除されているので、「光沢剤」とだけしか表示されていない場合もあります。石油を原料としたマイクロクリスタリンワックスやパラフィンワックス以外は、植物や昆虫からとれる天然樹脂です。表面のコーティングに使うだけなので、使用量は微量ですが、石油系のものをあえて口に入れることはありません。植物や昆虫からとれる天然樹脂のほうを選べばいいでしょう。「ブラジルワックス(カルナウバロウ)」カルナウバヤシの葉から得られます。「シェラック」ラックカイガラムシ(昆虫)から得られる天然樹脂。ほとんど消化・吸収されないので問題になることはありません。「ミツロウ」ミツバチの巣から得られます。「マイクロクリスタリンワックス」原油の残滓油(残りカス)より分離して得られます。これでも天然に分類されています。石油が天然だからでしょうか。ちょっと納得できません。「パラフィンワックス」原油から得られます。動物実験で心臓に炎症を起こしたとの報告があります。