プラットフォーム生産効率を議論

2011.08.16

プラットフォーム生産効率を議論した。それとの関連でみるとトヨタ自動車と比べて、GMはモデル当たりの生産台数、あるいはプラットフォーム当たりの生産台数が多い。一方、トヨタはモデル、あるいはプラットフォームを増加させ、モデルラインアップを充実させる商品戦略をとってきた。この差が台数生産性と付加価値生産性の差異に関連があると考えられる。さらに、台数生産性と付加価値生産性のギャップの他の原因としては、コスト構造の差異が考えられる。つまり、トヨタ自動車はGMよりもコスト構造が高コスト体質になっているため、付加価値生産性が低いという解釈である。付加価値額のうちわけは、営業利益、人件費、減価償却費(設備、研究開発)、販管費などが構成要素である。このうち、人件費は五〇〜六〇%を占めるが、円ノドルレートが一〇二・二円まで急上昇した一九九四年(一九九五年三月決算)では、トヨタ自動車のコスト構造は、ドル換算ペースでは高コスト体質の評価に変わる可能性がある。

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